今度友達が家族旅行で
1歳の子供を連れて
飛行機に乗るらしいんだけど、
空酔いを心配してるみたいだ。
そうなの。
ガー君も最初は
機内で嘔吐したり
空酔いして大変だったもんね。
今はもう慣れっこだけどね。
それはちゃんと、
事前に準備して整えているからよ!
そうだね。
その事前準備を友達に教えてあげよう。
それがいいわ!
今日は元CA現役ママとして、
赤ちゃんの空酔い対策の
準備やポイントを紹介していきます。
飛行機に乗った時の空酔い、
車に乗った時の車酔い等、
乗り物酔いは、
一般的には脳の発達が著しくなる
4,5歳くらいからと言われています。
しかし、
うちのガー君は1歳前後から
飛行機で空酔いし
嘔吐することがありました。
乗り物酔いの市販薬は
3歳からのものしか
見たことないし、、、
実際にCA時代でも
赤ちゃんが嘔吐しているのを
何度も見てきたし。
今日はそんな赤ちゃんの
空酔い対策について
元CA現役ママが実践している
対策を解説していきます。
赤ちゃんと一緒に飛行機に乗る前に知っておくべきこと
航空会社のポリシーを確認する
各航空会社には
赤ちゃんと一緒に搭乗する際の
ポリシーが異なる場合が
あります。
手荷物の制限や
機内でのサポート、
特別な座席の手配など、
事前に航空会社のウェブサイトや
カスタマーサービスで確認しましょう。
予約時に赤ちゃんの情報を提供する
赤ちゃんと一緒に搭乗する場合は、
予約時に赤ちゃんの情報
(年齢、名前など)を
提供する必要があります。
これにより、
航空会社が特別なサポートを
提供できる場合があります。
乗り継ぎや乗り換えについて考慮する
赤ちゃんと一緒に
複数のフライトを
乗り継ぐ場合は、
移動時間や乗り換えの
タイミングを考慮しましょう。
乗り換え時間が短すぎると
ストレスになることがあります。
特別な座席のリクエストをする
赤ちゃんと一緒に
快適に過ごすために、
特別な座席のリクエストを
することができます。
ベビーベッドや
チャイルドシートの設置等を
提供している
航空会社もありますので、
事前に航空会社の
ウェブサイトや
カスタマーサービスで
確認しましょう。
赤ちゃんの持ち物を準備する
機内で赤ちゃんが必要とする
持ち物(おむつ、ミルク、おもちゃなど)
を十分に準備しておきましょう。
航空会社によっては
機内に用意してくれている
アイテムがありますので
事前の調べが役立ちそうです。
また、国際線搭乗時には赤ちゃんの
身分証明書(パスポートなど)
も必要です。
☆赤ちゃん連れで機内に持ち込むべき便利グッズについてはコチラ
赤ちゃんの空酔いを予防するための基本的なポイント
赤ちゃんの空酔いを
予防するためには、
以下の基本的なポイントに
注意することが重要です。
快適な服装選び
赤ちゃんには、
機内で快適に過ごせる
服装を準備します。
動きやすい服や、
気温調節がしやすい
服を選びましょう。
機内は寒いイメージが
ありますが、
厚着をし過ぎると
返って気分が悪くなる
ことがあるので、
脱ぎ着出来る服装が有効です。
また体を締め付けるような
きつい服は避けましょう。
授乳またはミルクの与え方
離陸や着陸時に
赤ちゃんに授乳または
ミルクを与えることで、
耳の圧力を
調整しやすくなります。
飛行機の騒音や
揺れにも安心して
対応できるため、
空酔いのリスクを軽減できます。
赤ちゃんの姿勢と動かし方
飛行中は赤ちゃんを
優しく抱っこし、
赤ちゃんが揺れを
感じにくいように
安定した姿勢を
保つようにします。
また、赤ちゃんが少しでも
眠りやすい状態を作るために、
機内での姿勢や
寝かせ方にも
注意を払います。
横になって寝ている姿勢は
空酔い対策に
効果的とされています。
機内の温度と湿度に注意する
機内は乾燥しているため、
赤ちゃんの喉や鼻の
乾燥を防ぐために、
十分な水分補給等を
心掛けましょう。
揺れや騒音を和らげる
赤ちゃんが揺れや騒音に
敏感な場合は、
耳を保護するアイテムを
使ったり、
おくるみで包むことで
対策しましょう。
また、揺れを和らげるために
機内の前方席や
静かなエリアを選ぶことも有効です。
赤ちゃんの空酔い対策グッズ
予備の服装
赤ちゃんには、
機内で快適に過ごせる
体温調整しやすい服装を
準備します。
体を締め付けるような
服装はお勧めしません。
むしろ、空酔い対策として、
靴や靴下等の
締め付けるようなものを
脱いだり、
ズボンを緩めることを
お勧めします。
また嘔吐した時用に
着替えを持参しましょう。
いつものお出掛けグッズ
赤ちゃんが飛行中に
必要とするものを準備します。
おむつ、ミルクや離乳食、
気を紛らわすための
おもちゃや絵本など、
赤ちゃんの年齢や
好みに合わせた持ち物を用意します。
携帯やiPadの動画を見せることは
揺れている機内ではあまり
お勧めしません。
安全な抱っこ紐等
搭乗時や機内での移動に
安全で快適な抱っこ紐を
準備します。
赤ちゃんを抱っこして
移動する際に便利なアイテムです。
また普段、
スリングを使っている方は
使い慣れていて
赤ちゃんが眠りやすいものが
お勧めです。
赤ちゃんの睡眠グッズ
長時間のフライトでは
赤ちゃんが眠ることも
考えられます。
赤ちゃんが快適に眠れる
環境を整えるために、
搭乗時や機内で寝かせる
タイミングや
おくるみの準備を考えます。
また国際線等ベビーベッドを
予約出来る航空会社では
事前に予約しておきましょう。
嘔吐対策グッズ
食事用のエプロンと
アルコールティッシュや
ウェットティッシュが便利です。
空酔いやもともとミルクの
吐き戻しが多い赤ちゃんは
嘔吐することは
珍しくありません。
ガー君もその一人です。
そのため、対策として
搭乗時から
飛行機を降りるまで、
食事用のエプロンを
常にしていました。
すると嘔吐してもエプロンで
ほとんどキャッチ
してくれるのです。
洋服もお互い汚れません。
そしてそのまま
エプロンをエチケット袋に
捨てて処理は終わりです。
その後
アルコールティッシュ等で
拭いたり、
CAさんを呼んで
援助を求めると良いと思います。
下記の写真はDAISOの食事用エプロンです。(300円)いつもガー君が飛行機や車に乗る際のお守りとしてつけていました。
赤ちゃんの空酔いに対処するための親の心得
赤ちゃんの空酔いに
対処するために、
親が心得ておくべき
ポイントは以下の通りです。
落ち着いて対応する
赤ちゃんが空酔いを感じて
泣き始めた場合、
親は落ち着いて
対応することが重要です。
赤ちゃんが不安な気持ちを
感じないように、
穏やかな声や優しいタッチで
安心させましょう。
周囲の援助を求める
機内で赤ちゃんが
空酔いを感じて困っている場合、
CAさんに援助を求めてみましょう。
私自身もCA時代
赤ちゃんから大人を含め、
何人も空酔いしている人を
対応してきました。
飛行機に乗り慣れている
プロのCAさんに
相談してみましょう。
アドバイスやサポートを
求めることはとても大事です。
適切な対処法を選択する
赤ちゃんの空酔いには
個々の状況に応じた
適切な対処法があります。
授乳やミルクの提供、
赤ちゃんを抱っこするなど、
赤ちゃんが安心できる方法を
様子を見ながら選択しましょう。
赤ちゃんの健康状態を確認する
赤ちゃんが空酔いを
感じている際には、
体調や呼吸など
赤ちゃんの健康状態を
注意深く観察します。
異常がある場合は
すぐにCAさんを呼びましょう。
機内での赤ちゃんの空酔いを軽減するための食事と飲み物
赤ちゃんの空酔いを
軽減するための、
飛行機で提供する食事と
飲み物のポイントは
以下のような
ものがあります。
ミルクや水の提供
機内では乾燥した空気に
さらされるため、
赤ちゃんの水分補給が
重要です。
また、離陸や着陸時に
ミルクや水を与えることで、
耳の圧力を調整しやすくなります。
軽食や食事の提供
飛行中に赤ちゃんが
空腹を感じると
不快感が増すため、
軽食や軽い食事を
用意しておくと良いでしょう。
適度な量の食事を与え、
胃の負担を軽減します。
ただし、
食べ過ぎは注意です。
逆に嘔吐する可能性があるため、
「空腹は避けた方がいい」
という程度をお勧めします。
赤ちゃんの好みに合った食事
赤ちゃんが
特定の食べ物を好む場合、
その好みに合った
食事を提供します。
赤ちゃんが好きな
食べ物を与えることで、
飛行中のストレスを
軽減する効果があります。
また普段食べていない物を
与えることは避けましょう。
与えるタイミングの調整
機内での食事や飲み物の
提供タイミングは重要です。
離陸や着陸時には
耳の圧力を調整するために
ミルクや水を与えるなど、
赤ちゃんの状態や
フライトの状況に応じて
タイミングを調整します。
特に揺れが強い時の食事は
気分が悪くなる
きっかけになるので
お勧めしません。
また赤ちゃんが
気持ちよく寝ている際は
無理に起こして
食事をする必要はありません。
飛行機到着後の赤ちゃんの空酔い対策
飛行機の到着後に
赤ちゃんの空酔いに
対処するためのポイントは
以下の通りです。
ゆっくりと移動する
飛行機の到着後は
急いで機内を出るのではなく、
ゆっくりと
移動するように
心がけましょう。
赤ちゃんも体を慣らすために
ゆっくりとした
ペースで動かすことが重要です。
水分補給を行う
到着後も赤ちゃんが
欲するようであれば
水分補給を忘れずに
行います。
機内の乾燥した
空気にさらされた後は
特に水分補給が必要です。
適度な休息を取る
到着後は赤ちゃんが
疲れている場合も
考えられます。
必要に応じて
適度な休息を取ることで、
赤ちゃんの空酔いを
和らげることができます。
周囲の環境を考慮する
到着後の環境が
赤ちゃんにとって
快適なものであるかを
確認します。
静かで落ち着いた場所で
休息を取ることが
できると良いですよね。
最後に
赤ちゃんと一緒に
飛行機に乗る際の
空酔い対策は、
親の注意深い配慮と
準備が欠かせません。
空酔いは赤ちゃんにとって
不快な経験であり、
その症状を和らげるためには、
搭乗前から飛行中、
そして到着後まで、
様々な対策が必要です。
しかし、
親が十分な準備と
理解を持ち、
赤ちゃんにとって
快適な環境を
提供することで、
空の旅をより
楽しいものにすることができます。
赤ちゃんとの飛行機旅は
挑戦かもしれませんが、
このブログが
少しでも役立ち
笑顔と幸せな旅の思い出を
作れることを祈っています。
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